ミニ病理勉強会第5回

いつもお世話になっております。そろそろ梅雨入りの時期で体調を崩しがちになりますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

本日行った第5回のミニ勉強会は参加者4名で以下の内容でした(写真を撮り忘れました…)。

1.獣医病理教科書Q&A (問題と解答→Pathology-of-domestic-animals-6th-ed-Chapter-2-4-Chapter-3-QAs
2.当社河村のミニレクチャー「筋原性筋疾患 その1」(特殊染色や電子顕微鏡も用いた起立不能牛の剖検症例の解析)
3.剖検症例紹介(肝葉が癒着してボール状になった肝臓を持つ全身性アミロイドーシスの猫の症例)

今回は教科書Q&Aの範囲が広く非常に大変でしたが、問題と解答をご覧いただければおわかりになりますように、たくさんの重要な事柄を学ぶことが出来ました。「自ら知識を獲りに行く」という能動的な勉強スタイルを、これからも地道に続けていきたいものです。蓄積した知識は、どこへ行っても、どんな状況でも、きっと役に立つことでしょう。

当勉強会の構造・やり方については、4月4日の投稿をご覧ください。次回第6回は6月18日(土)13時スタートとなりますので、参加ご希望の方はご連絡ください。生検や剖検の症例発表は、参加者の持込も歓迎しますので、パワーポイントあるいは印刷したレジュメ、実際の組織スライド等を持参していただければと思います。持込症例がない場合に、当社の症例発表をすることにします。

次回までに読んでくる範囲は、Pathology of domestic animals 6th edition, Chapter 3 Muscle and Tendonのp.186-218(Toxic myopathiesの手前まで)です。「哺乳類の身体のなかで最も豊富な組織である」筋肉について学ぶことは、決して無駄ではないと思いますよ!

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

ノーバウンダリーズ動物病理
三井

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