内視鏡ガイドラインを差し上げます

いつもお世話になっております。桜が見ごろを迎えているようです。

さて動物でも、嘔吐、下痢、体重減少、低タンパク血症、吐血、下血といった病態の精密検査には、非侵襲的な内視鏡検査(胃カメラ)が用いられることが一般的になってきています。動物への負担が少なく、スコープを通じた肉眼観察に加えて組織を採取して病理検査を行うこともできる優れた検査です。難点は、病理検査用の組織サンプル採取に熟練を要することです。

我々獣医病理診断医は組織病理診断をしっかりつけて差し上げたいと常々強く思っておりますが、中には診断に適さないサンプルをいただくことがあります。我々からはお客様である臨床獣医師の先生に対して「サンプルが小さくて、少なくて、組織のダメージが重度で、診断に骨が折れました」とは中々言えるものではありません。商業的な検査会社としてジレンマを感じるところでもあります。

しかし、そうして「なあなあ」にしていますと、臨床サイドは「どんなサンプルを送ってもそれなりに診断がつくものだ」と思い込んでしまい、診断の最終的な質が徐々に下がり、結局もっとも可哀そうな思いをするのは動物ということになってしまいます。

このたび、株式会社AVS様のご厚意で「日本小動物消化管内視鏡生検ガイドライン」を分けていただきましたので、弊社直受けの組織病理検査のお客様に限り、内視鏡検体をいただきましたら無料で郵送させていただきます。このガイドラインには、獣医臨床の現場で役に立つ情報が満載です。

内視鏡ガイドライン

皆様ご存知かとは思いますが改めてご案内させていただくと、弊社の消化管内視鏡組織検査は、採取部位や検体の個数にかかわらず定額制で(たいていの検査会社では従量制、すなわち部位や個数が増えると料金が高くなります)、世界小動物獣医師会 WSAVA の診断基準に則って検査を行い、複数の組織写真と適切なコメントを交えてお客様にご報告させていただいております。サンプルを以下に掲載いたします。

内視鏡診断書サンプル

是非この機会に、弊社の内視鏡組織病理検査をお試しください。ご依頼方法等はお時間の許すときに、当ホームページをご覧ください。

よろしくお願い申し上げます。

ノーバウンダリーズ動物病理
三井