2017年 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。昨年も皆様には大変お世話になりました。あらためまして、心より感謝申し上げます。そして、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

この場をお借りして簡潔に、昨年の所感と今年の抱負を述べてみたいと思います。

昨年は弊社で初めてとなる獣医師の入社がありました。酪農学園大学の大学院を修了して北海道からやってきてくれた河村先生は、このマイクロ職場で不平も言わず、持ち前の集中力を発揮して精密な病理検査を行ってくれています。11月には赤ちゃんが生まれ、これからは仕事と家庭の両立に挑まなければなりませんし、診断医としても増々責任が重くなっていきます。健康に気を付けて頑張ってほしいものですし、会社としてもサポートしていきます。

会社の業績はとても緩やかな右肩上がりを続けています。元々、売り上げ至上主義に嫌気がさして起こした会社なので「こんなもの」ですが、提携会社の社員さんたちと運命共同体でもあるので、今年も「やるときはしっかりやる」の精神で、着実に発展していければと思います。

弊社は日本に複数存在する動物の病理診断会社の一つですが、昨年特に、「うちの会社のセールスポイントってなんだろう?」という点を意識するようになりました。受注検体数が他社と比べて多いわけでもありませんし、自前で組織標本を作製していないために迅速な診断もできません。しかし、起業時に敢えてこのような体制に甘んじたのは、理由がありました。それはズバリ、「時間を確保して、診断医の仕事をする」です。確保できた時間を使って、
・一つ一つの症例に丁寧に向き合う
・しっかり診断医としての勉強する(リーディング、学会・勉強会への参加、ディスカッション等)
・世の中が何を必要としているかを観察する
といったことが可能になっています。病理診断医の仕事はスライドグラスを診ることだけではなく、死後検査も当たり前に行い、未知・新興の社会問題に対応することも含まれます。

というわけで、動物の病理診断会社の看板に恥じない仕事をきっちりこなす努力を、今年もインテンシティーを保って続けていきたいと思います。

今年も皆様をいい意味で驚かせたり安心していただいたりできるよう、健康で、前向きに、やっていきたいと思いますので、どうぞご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

ノーバウンダリーズ動物病理
代表社員 三井一鬼