ミニ病理勉強会 第23回

いつもお世話になっております。秋の気配が漂ってきました。寒暖差で体調を崩しがちな季節ですが、皆様くれぐれもご自愛ください。

本日9月25日(月)に行った第23回のミニ勉強会は、弊社社員のみで行いました。内容は以下の通りです。

1.獣医病理教科書Q&A Q&A集 腎臓その1

腎臓の生理・病理の基礎や、糸球体疾患について学びました。獣医分野では電子顕微鏡や特殊染色・免疫染色による糸球体疾患の細分類がほとんどなされておらず、人医療に大きく後れを取っている領域です。検査業界から見ても需要と供給のバランスが悪く今後もブレイクスルーがそれほど望めない分野ではありますが、知恵と大胆さで何とかしたいと常に思っております。

2.症例検討

・河村と三井がそれぞれ悩んだ組織検査症例を持ち寄ってディスカッションしました。

当勉強会の構造・やり方については、本年3月17日の投稿をご覧ください。次回第24回は、2017年10月の、土曜日に実施しようと考えております。もし土曜日ならいけるよ!という方がいらっしゃいましたら、希望日や時間など教えていただければ柔軟に調整いたしますので、是非ご連絡ください。

次回のQ&AコーナーはPathology of domestic animals 6th edition, Vol.2, Chapter 4 Urinary System, p.421-464(腎臓の章の最後まで)が予習範囲となります。次の呼吸器の章でこの第2巻は終わります。何とか今年中に第2巻を読み切りたいと思っています!亀の歩みです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

ノーバウンダリーズ動物病理
三井

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