ミニ病理勉強会 第28回

いつもお世話になっております。花粉症持ちにとってはつらい季節ですが、そろそろ桜が咲きだし、刻一刻と冬を脱しつつあるのを感じます。

今回の勉強会には近隣の獣医大学の学生さん1名も参加してくれまして、活発かつ新鮮なやり取りが行われました(写真を撮り忘れてしまいました)。実施したことは以下の通りです。

1.獣医病理教科書Q&A 血管とリンパ管

今回は血管やリンパ管に起こる様々な疾患について学びました。血液やリンパの通り道が傷害されるメカニズムや、その結果起こる病態について、理解を深めました。

2.死後検査症例検討

・三井:犬糸状虫寄生によって死亡した犬

3.ジャーナルクラブ

・三井:馬喘息(つい最近までrecurrent airway obstructionと呼ばれていたもの)が人喘息のモデルになり得るという論文の紹介

当勉強会の構造・やり方については、昨年3月17日の投稿をご覧ください。次回の第29回は、5月12日(土)午前10時からを予定しています。予習範囲はPathology of domestic animals 6th edition、第3巻、p.102-158です。脾臓とリンパ節は比較的地味な臓器/器官ですが、目から鱗が落ちる情報がきっと満載です!

今後ともよろしくお願い申し上げます。

ノーバウンダリーズ動物病理
三井

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