JaGAのご紹介

冬本番、寒い日が続きます。

さて、米国で獣医病理学の体系的な勉強をし、病理検査の技術を磨き、専門医の資格を取得したいという日本人獣医師が、数は多くありませんが毎年いらっしゃいます。JaGA(ジャガ)はJapanese Group of American College of Veterinary Pathologists(米国獣医病理学会日本人会、通称ACVP日本人会)の略称で、そのような方々に様々な情報を提供したり、相談に乗ったり、さらに、日米の獣医病理医の交流のお手伝いをする目的で結成された非営利自主団体です。

私は32歳で渡米し、3年間の研修期間を経て35歳で米国獣医病理学専門医Diplomate ACVP (DACVP)の資格を取った遅咲き派ですが、JaGAのメンバーも含めたDACVP(50年以上の歴史があり、累計1500名以上の病理専門医を輩出しています)は年齢、性別、国籍、所属機関等が実に様々で、3年間の研修中は日本人であることも、多少年を食っていることも全く気にならずに存分に病理漬けの充実した毎日を送ることができました。英語の苦労、文化の違いによる戸惑いは勿論ありましたが、未来につながるよい経験を多く得ることができました。

JaGAメンバーがコツコツと作り上げてきた ホームページ には役に立つ情報が満載ですので、是非一度ご覧になっていただければと思います。最新情報として、米国での留学や勤務の際に避けて通ることのできない「ビザ(査証)」に関するアンケート結果をご紹介しております。

日本や他の国にも獣医病理医の研修制度や資格試験があるようですので、もしご紹介いただけるようでしたら弊社ホームページにてリンクを張らせていただきます。info@no-boundaries.jpまでお知らせください。

よろしくお願いいたします。

ノーバウンダリーズ動物病理
三井

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