明けましておめでとうございます。思いのほか暖かいお正月となりました。
皆様には、旧年中は誠にお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2015年は組織病理検査の受託数が好調を維持し、零細企業であるという但し書き付きながらも、財政面では安定することができました。10月末に行った、東京農工大学工学府キャンパス内(東京都小金井市)から同大学農学府キャンパスそば(東京都府中市)への事業所移転は、業務フロー改善、作業環境改善、発信力強化の3点で成功だったと判断しております。死後検査の依頼数は季節によって変動が大きかったり、自らの多忙でご依頼をお断りせざるを得なかったケースが数件あったりして、仕事として安定させることが難しいことを改めて痛感しました。
本年、弊社が力を入れて取り組む点は以下の通りです。
⑴健康管理:良い仕事は良い体調から。無理し過ぎないようにします。
⑵時間管理:優先順位を瞬時に的確に決定するようにします。診断書は良い意味で手抜きをします。
⑶雇用実現:雇用者・被雇用者とも悔いのない雇用を実現し、会社の後継者を育成する心持で接していきます。
⑷死後検査のマニュアル作成:東京都補助事業として、死後検査に不慣れな獣医師をサポートします。
⑸病理診断医としての挑戦:学術発表、ジャーナルサーフィン(毎月届く学術誌を山積みにせず、必要な情報を効率よく吸収する)、日本の獣医法医学の基礎固め、等。
今年も忙しくなりそうです。皆様のお力をお借りし、お声を受け止めて、前進したいと思います(下手な政治家っぽい文言になりました)。改めまして、一年間、よろしくお願いいたします。
ノーバウンダリーズ動物病理
三井一鬼