いつもお世話になっております。今年最初の病理勉強会は、宮崎大学農学部獣医学科からインターンシップに来ている学生さんを加えて行いました。寒さが緩んだ本日の天気と同様、和やかなムードで進みました。
1.獣医病理教科書Q&A 心臓の病理
心臓は、直喩・比喩含めて、命の中心です。動物の心臓に起こる様々なパソロジーについて、俯瞰しました。剖検時の心臓の切開の仕方についても意見を交換しました。
2.死後検査症例検討
・河村:神経型FIPの猫(レアだが弊社で3例目)
・三井:尿道閉塞の猫(死のメカニズムに着目して)
当勉強会の構造・やり方については、2017年3月17日の投稿をご覧ください。次回の第28回は、3月17日(土)午前10時からを予定しています。次回の予習範囲はPathology of domestic animals 6th edition、第3巻、p.54-101です。「血管」について、様々な視点から学んでいきます。関連するトピックについて、医学の文献からも情報を持ってくる予定です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ノーバウンダリーズ動物病理
三井