臨床業務による不在のお知らせ

平素よりお世話になっております。

私は日米の獣医病理専門医であるとともに、日本の獣医師でもあります。

弊社で普段診断している「検体」は日々、日本の津々浦々の動物病院で、診察を経て採取されています。

検体が具体的にどのような意思決定プロセスを経て採取されるのか、検体提出に携わる臨床獣医師や飼主の「思い」「理解」「要望」とは何か、病理診断書には何が期待されているのか。こういったことは、顕微鏡の前に座っているだけではなかなか見えてきません。我ながら、真の意味でよい診断書を書いてきたのかどうかは、疑問が残るところです。

そこで、現場の諸事情に即した診断書を書き、お届けするために、今月から、約20年ぶりに臨床の現場に立たせていただいております。(その他の事情も、多少あるのですが…。)

つきましては、日中の時間帯に不在となり、お電話やメールでのお問い合わせに即応できない場合がございますので、なにとぞご容赦ください。なるべくその日のうちにお返事をいたしますので、お電話の際は留守番電話にメッセージを残していただけると幸いです。また、私の都合で死後検査の開始が弊社営業時間外になる場合、時間外料金はいただきません。

病理診断医が臨床の現場でどうぶつの診察にあたることは、昨今、若い先生たちにとっては選択肢の一つとして定着しつつあります。私も彼らのスタイルを敬いつつ学びを深め、よい診断書をお届けできるよう一層努めます。

引き続きご理解とご支援を賜れますよう、よろしくお願い申し上げます。

ノーバウンダリーズ動物病理 代表社員 三井一鬼