皆様、本年も大変お世話になりました。当社においても、いろいろなことがあった一年でした。年が明けましたら、2017年を振り返り、2018年を展望する雑文を投稿しようと思います。
今週12月27日(水)に行った第26回ミニ病理勉強会には、ゲストが1名参加してくれました。ありがたいことです。勉強会の内容は以下の通りです。
1.獣医病理教科書Q&A 呼吸器第2回
呼吸系の感染性疾患は、動物種、病原体によって、非常に多岐に渡ります。日本にない疾患も含めて、獣医病理医として知っておいて損はない疾患をたくさん学ぶことができました。
2.アラカルト
・河村:仔馬のニューモシスチス肺炎、馬ヘルペスウイルス感染による流産胎仔の、合計2例について紹介してくれました。
・三井:弊社の死後検査170症例の統計から得られた知見について紹介しました。
当勉強会の構造・やり方については、2017年3月17日の投稿をご覧ください。次回の第27回は、2018年2月10日(土)朝10時より弊社にて実施します。
次回はPathology of domestic animals 6th editionの第3巻にいよいよ突入します。予習範囲はp.53までで、心臓について包括的に学びます。動物の心臓の生理と病理をしっかり学んで、病理と臨床の双方に役立てられればと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ノーバウンダリーズ動物病理
三井