いつも大変お世話になっております。弊社がある東京都府中市では気温が38度になった日があり、そのときは頭で考えるより先に体が「これはヤバい!」と警報を発するのを体験しました。しっかりと暑く、雨の日もわりと多い、メリハリのある今年の夏という気がします。無事に乗り切れればと切に願います。
さて、8月27日(土)に行った第9回のミニ勉強会には、ゲスト1名を含めて3名が参加しました。またもや写真を撮り忘れましたが、ジェラートで休憩しながら、真剣かつ和やかな2時間を過ごしました。
今回実施した内容は以下の通りです。今回のQ&Aは約1か月で100ページ以上の英文教科書(しかも神経系の内容)を読んで問題と回答を作成するという、これまでで最も過酷なものでした。これを乗り切ったので、次回からは自信と余裕が持てることでしょう(?)。
1.獣医病理教科書Q&A by 全員 Pathology-of-domestic-animals-6th-ed-Chapter-4-2-QAs
2.ミニレクチャー「サラブレット種の馬の周産期疾患 2症例」 by 河村
3.死後検査症例検討会 by 河村 (猫の若齢性腎症)
(時間切れとなり、生検症例検討会は割愛しました)
当勉強会の構造・やり方については、本年4月4日の投稿をご覧ください。次回第10回は、JCVPの試験等との兼ね合いもあり9月24日(土)13時スタートとなりますので、参加ご希望の方はご連絡ください。生検や剖検の症例発表は、参加者の持込も歓迎しますので、パワーポイントあるいは印刷したレジュメ、実際の組織スライド等を持参していただければと思います。持込症例がない場合に、当社の症例発表をすることにします。
次回はPathology of domestic animals 6th edition, Chapter 5 Special sensesのp.408-441(Lensの手前まで)が予習範囲となります。この章は動物の眼と鼻の多くの疾患を含んでいますが、特に眼は臨床獣医師、獣医病理診断医とも、集中して取り組む方が比較的多い器官です。しっかりと勉強して、この分野の更なる発展に貢献できるようになれればと思います。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
ノーバウンダリーズ動物病理
三井