ミニ病理勉強会 第36回(最終回)

いつもお世話になっております。大雪になる(かも)という今日の東京は、雨すら降っておらず、天気予報のむずかしさを感じます。

本日2月9日(土)午前9時から、最後の勉強会を、ゲスト1名を迎えて行いました。

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上記のQ&Aに加えて、明後日に「第2回 犬・猫の呼吸器勉強会」で講演予定の内容の予演会を行いました。喋りたいことがいろいろ出てきて規定時間を超過しましたが、本番ではピタッとおさまるようにさらに練習を重ねます。

足かけ3年に及んだミニ病理勉強会(ラウンド)において、良かったこと、悪かったことを自分なりに整理しますと…

良かったこと
・10年に一度くらいのペースで改訂される獣医病理学のバイブルを、わりと早い段階でアップデートできたこと
・数は少ないものの、バラエティーに富んだゲストに来ていただき、意見交換や、刺激を受けることができたこと

悪かったこと
・気軽に来られる勉強会にできなかったこと(予習を必須としたのはハードルが高かった)
・開催日時を弊社の都合にあわせたこと
・獣医病理以外のトピックをうまく盛り込めなかったこと

となります。今後、小グループでの勉強会を再び計画・実施する際には、重々気を付けます。

ともあれ、学会、セミナー、勉強会というと、無料にせよ有料にせよ、そのたった数時間や数日では到底理解しえないことを理解した気になってしまうことが害であると考えていますので、専門医を目指す者のガチンコの勉強スタイルを久しぶりに実践出来たのは有意義でした。まあ、読んだそばから忘れて行ってしまう悲しさもあらためて痛感しましたが…(そのためにQ&A集を毎回つくりました)。

皆様も、楽しく厳しく学べる勉強方法がありましたら、是非情報交換させていただければと思います。 → mitsui@no-boundaries.jpまで

今後とも、よろしくお願い申し上げます。

ノーバウンダリーズ動物病理
三井