ミニ病理勉強会 第35回

いつもお世話になっております。今年の冬は東京ではほとんど雨も雪も降らず、加湿器が大活躍しております。皆様も風邪には十分にご注意ください。

先日1月19日(土)に開催した勉強会は、ゲスト1名を迎えて、いつもどうり地道に取り組みました。写真は撮り忘れました。

卵巣・子宮 その2

上記のQ&Aに加えて、弊社で請け負った死後検査2症例(「飼主により医療事故と誤認された、び漫性肺胞傷害、心嚢血腫、糸球体腎症を呈した犬」、「小腸コクシジウム症と原因不明のリンパ球有意な上部気道炎および上部消化管炎を呈したトカゲ」)の検討を行いました。死後検査は重労働ですが、将来何かの役に立つことを信じて、こうして淡々と知見を積み上げていくのみです。

当勉強会の構造・やり方については、昨年3月17日の投稿をご覧ください。次回の第36回(最終回)は、2月9日(土)朝9時から開催予定です。予習範囲はPathology of domestic animals 6th edition、第3巻、p.465-510(雄の生殖器)です。なぜ雄の生殖器はたいてい教科書の最後あたりに来るのかわかりませんが、大事な器官であることに違いはありませんので、しっかり学びましょう!

東京での営業もあと1か月足らず。何卒よろしくお願い申し上げます。

ノーバウンダリーズ動物病理
三井