病理検査で生計を立てる(1)

 皆さまこんにちは。  この春から、長女と暮らしております。複数の獣医学部を受験し、たまたま私の(昼間の)勤務先に入学することになった娘に一人暮らしを経験させてやりたかったですが、そんなに裕福ではありませんので仕方のないことです。しかし、長らくじっくり話すこともなかった娘と、一緒に来ることになった猫2匹との暮らしは、今のところだけかもしれませんが(?)、なかなか良いものです。  さて、今回のタイトルについてですが、多くの方が「獣医師」と聞いて思い浮かべる動物のお医者さん、以外の働き方をしている獣医師は世の中にたくさんいます。詳しくはネット等でお調べいただくとして、私はそんな中でも少数派の職業である獣医病理医として、病理検査をすることで生計を立てております。  病理検査って何?と言いう方は、本ホームページ内を探検していただければ多少のヒントを見つけられると思いますが、簡潔に言えば、生物がどんな病的な状態にあるのかを調べる検査のことです。獣医分野では「臨床病理(英語でclinical pathology)」と「形態病理(anatomic pathology。解剖病理と呼ばれることもあります)」が病理検査を構成しており、前者はホルマリンに漬かる前の検体(血液、細胞、尿など)を、後者はホルマリンに漬かった後の検体(手術で摘出した組織など)や遺体を検査します。ホルマリンというのは防腐剤・殺菌剤のようなもので、細胞をいわば瞬間冷凍してしまう液体です(実際は室温で用いますが)。ちなみに私は形態病理検査を専門に行っています。  病理検査で生計を立てている獣医師は大学、民間企業、公的機関、動物病院、その他に所属(あるいは経営)しています。病理検査が生み出す「富」が、我々の生活を支える源泉なのですが、その富とは一体何でしょうか?次回に続きます。
愛媛に来て2年間は単身赴任で3合炊きで十分でしたが、さすがに2人だと1日で空になるため、エイヤッと5.5合炊きを買いました。炊飯器売り場にたくさんの種類があるのにびっくりしました。